今月は久々に見開きで、レイアウトを作ろうかと思います。
ところで、12インチ四方のペーパーを目の前にして、どうやってレイアウトしようかと悩んだこと、ありませんか?
実は、日本にスクラップブッキングが紹介されたとき、12インチではなく、レターサイズがメインだったそうです。
実際、私が初めて習った時も、レターサイズでした。
理由はいろいろあるようですが、日本人は写真をL判でプリントすることが一般的で、それに合ったサイズのアルバムを作る、というのが、一番説得力があるように思います。
もっとも、スクラップブッキングを楽しむようになると、次第に、作品に合わせて「写真のサイズを変える」ことになり、また、スクラップブッキングに関する情報も増えれば、必然的に12インチサイズの作品も手掛けるようになる、という流れになるのも、また自然の流れといえるかもしれません。
当初、レターサイズで作品を作っていた私は、レイアウトのバランスにそれほど悩むことはありませんでした。
それが、12インチになるとどうしても…。
で、ある時思い当たります。
「正方形だからだ…。」
正方形というのは、これ以上ないほど完璧なバランスを保っている形です。
ここに手を加えるというのは、自ずと「バランスを崩しにかかる」作業にならざるを得ません。
ここで初めて、「スケッチをする」重要性に、気が付いたわけです。
正方形という形の性質に気づいて以降は、私も次第にその「癖」に慣れてきて、苦手意識もなくなりました。
そんなわけで今月はこの「癖のある」正方形の作品作りにあたって、私がどうやって苦手を克服していったか、を、語りつつ、レイアウトを勉強してもらえたら、と思って、クラスに臨みたいなと思います。
ヒントは…、レターサイズと、テンプレート、です!
…、なんだか難しそうな内容になっちゃいましたね。
大丈夫です、いつもの通り、楽しくいきますw